Kawaii Future Bassとは?可愛さと重低音が共存するジャンル
Shisyn Yuex
Creator
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「Kawaii Future Bass(カワイイフューチャーベース)」—名前からして一発で分かる、日本の「カワイイ」文化と電子音楽の融合ジャンルです。
ポップでキュートな雰囲気と、Future Bass 特有の重低音やワブルシンセが共存する不思議なサウンド。 アニメ、ボカロ、ゲームカルチャーと密接に結びついた、とってもユニークなジャンルを見ていきましょう。
Kawaii Future Bass の特徴
1. 「カワイイ」ボーカル / ボーカロイド
高めのピッチで歌われるポップなボーカル、または初音ミクをはじめとするボーカロイドの声がよく使われます。 英語圏のアーティストも「Kawaii」な雰囲気を出すために日本語や高ピッチボーカルを採用することが多いです。
2. パステルカラーな音色
シンセサイザーの音色選びが、一般的な Future Bass よりも明るく、柔らかく、ふわふわしている傾向があります。 攻撃的なベースよりも、丸みを帯びたサウンドが好まれます。
3. チップチューン / 8bit サウンドの取り入れ
ファミコン風の電子音(チップチューン)がアクセントとして入ることも多いです。 ゲームカルチャーとの親和性を高めています。
4. アートワークとの一体感
ジャンルとして音楽だけでなく、イラストやアートワークも「カワイイ」で統一されることが多いです。 アニメ調のキャラクターイラスト、パステルカラーの背景などがアルバムカバーに使われます。
代表的なアーティスト
| アーティスト | 代表曲 / 特徴 |
|---|---|
| Snail's House (Ujico*) | 「Pixel Galaxy」「Grape Soda」。Kawaii Future Bass の代名詞 |
| Moe Shop | フレンチハウス要素も持つポップサウンド |
| YUC'e | ボカロP出身。「Future Cider」など |
| Hyper Potions | ソニック・ザ・ヘッジホッグの楽曲も担当 |
| Yunomi | ボカロシーン出身。和風要素も取り入れる |
どこから生まれた?
Kawaii Future Bass のルーツは複合的です:
- Future Bass: Flume, Marshmello らによる2010年代のEDMトレンド
- ボカロシーン: 日本の同人音楽・ニコニコ動画文化
- Kawaii文化: 原宿ファッション、アニメ、もこもこしたもの全般
2015年前後から、これらを融合させた楽曲がSoundCloudやBandcampで増え始めました。 特に**Snail's House(Ujico*)**の「Pixel Galaxy」(2016年)が世界的に広まり、ジャンル名が定着しました。
作りたい人向けのヒント
- BPM: 140〜160(通常のFuture Bassと同様)
- シンセ: Serum, Sylenth1 などでキラキラ系・ふわふわ系プリセット
- ボーカル: VocaloidやUTAU、またはピッチを上げた可愛い声
- コード進行: メジャーセブンス、add9 など明るく浮遊感のあるコード
- 装飾: 鉛筆書きの効果音、チップチューン、ベル系サウンド
まとめ
Kawaii Future Bass は、「カワイイ」を全面に押し出しながらも、しっかりとしたビートと構成を持つ本格的な電子音楽ジャンルです。
日本のオタクカルチャーと世界のEDMシーンが出会い、見事に融合した一つの答え。 まだ聴いたことがない方は、Snail's House の楽曲から入門してみてください。きっと、心がほっこりしますよ。